保険契約時の謝礼、自粛の方向へ

保険業法第300条では、「保険契約者又は被保険者に対して、保険料の割引き、割り戻し、その他特別の利益の提供を約し、又は提供する行為」を禁止しています。
保険は公共性の高い商品であり、契約者や被保険者は平等に扱い、特定の個人のみが得をすることを禁じているんです。

この「特別な利益の提供」に、契約の謝礼として渡される図書カード等の金券類が該当する恐れがあるため、損害保険会社は代理店に向けて金券類の提供の自粛を求めました。
生命保険会社では、既に自粛を求めており、保険業界全体が金券類の謝礼を自粛することとなあります。

謝礼目的で保険契約をする人がどれだけいたか分かりませんが、生命保険会社と損害保険会社で金券類の謝礼を自粛する動きを見せたことで、純粋に補償内容で保険を選ぶ環境が整うわけです。ただ、金券類の謝礼は、あくまで「自粛」という扱いなので、金券類を渡したからといって罪に問われるわけではありません。保険会社の目の届かないところで、そういった謝礼は続くのではないかと思います。

ところで、ポイントサイトなどで良く見る「保険の見積もりをしたら〇〇ポイントプレゼント!」は、特別な利益の提供には当たらないのでしょうか。このようなサイトのポイントは、換金できますよね。保険会社や代理店から直接ポイントをもらうわけじゃないので、セーフなのでしょうか。
やはり、保険業法で明確にする必要がありますね。

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