生命保険を人工知能が選んでくれる時代到来?

日本生命保険が顧客に保険商品を提案する際に人工知能(AI)を活用する実証実験を12月末より始めます。
17年4月から本格的に稼働させる計画です。

日本生命保険では、営業職員が保有する契約情報をAIに読み込ませ、年齢や性別、家族構成に応じて適切な商品を提案できるようにしていきます。
営業活動でAIを使った取り組みは保険業界では初めてになるので、他社も注目しているのではないでしょうか。
データ解析はAIが担うとしても、情報収集は現場の営業職員に委ねられます。
必要な情報をいかにお客様から聞き取れるかが成功のカギになると思います。
個人情報を開示したがらない風潮があり、昔に比べて情報収集は難しくなっているからです。
しかし、お客様に合った保険商品を提案するためには、情報収集が不可欠です。
情報収集スキルの高さが、営業職員には益々求められると思います。

一方、成績が優秀な営業職員の活動パターンをAIに読み込ませ、訪問回数や手順などの模範例を示すこともできるので、より効率的で効果的な営業活動に結び付けられる可能性もあります。
また、営業経験の浅い営業職員の提案ミスもAIを利用することによって防止できることも期待されています。

AI活用は保険営業の姿を変えていくかもしれません。
情報収集ができれば、どのような提案が良いかをAIが示してくれるわけですから、営業職員の経験の長さはあまり関係なくなるように思います。
また、営業職員が頭を悩ますよりも早くAIが的確な提案を示してくれるとなれば大幅な時間短縮にもなることでしょう。
究極を言えば、保険加入希望者が自分でAIを利用できるようになれば、営業職員自体の存在が不要になっていくかもしれません。


日生、AIで保険提案 17年4月にも本格稼働

 日本生命保険は顧客に保険商品を提案する際に人工知能(AI)を活用する実
証実験を12月末から始める。全国約5万人の営業職員が保有する約4千万件分の契約情報をAIに読み込ませ、年齢や性別、家族構成に応じて適切な商品を提案できるようにする。課題の洗い出しや検証を踏まえ、来年4月から本格的に稼働させる計画だ。AIで営業力を強化する。

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